まあだだよ。

暗い
暗い
草の中
さわさわ
さわさわ
ハム太郎くんぬけないくんタイショーくんこうしくん
見えないように隠れて
ドキドキする。
見つかるかな?
晴天の空。
青い青い空。
綺麗だな
晴天の空。
赤い空。
カラスが鳴いて
お家に帰る。

鬼さんは何処?

オイラ、一人?

立ち上がった。
赤い空
太陽が
沈んでいく。
闇が

怖い

赤い
赤い
だんだん
黒い世界が
助けて
助けて!!
泣いた。
叫んだ。

パンダくん!!


かぶるくん!!


振り返った。
だんだん暗くなる茜の中に君がいた。
白と黒の君。
「ごめん、ちょっと用事があって迎えに来るの遅れちゃった…!!ごめん…本当 にごめんね…!!」
君はボクを抱き締めてくれた。
あったかい。
ホッとして
嬉しくて
泣いた。
ぎゅっ、て、抱き締めた。
「ど…どうしたの?どこか痛いの!?」
君はそう聞いた。違うから、首をちからいっぱい振った。
「…怖かったぞぉ…。」
顔を上げて、笑った。君は安心したように微笑んだ。
「帰ろうか。今日は二人で美味しいもの食べようよ。」
ボクは頷いた。
その手を、ちゃんと握る。
二人で手を繋いで
夜の草むらを歩いた。
まっくらな空に、キラキラとお星様が輝いて、


全然怖くないよ。
だって、君が隣にいるから。
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