誘ったのはボクだった。でも、声を掛けたのはあいつだった。
紅葉が舞う。
「秋彦。」
耳元で囁かれると背中がゾクゾクとする。手が首に来て、喉仏を触られた。
「愛してるよ。」
ガブリエルは言った。それは秋彦が一番嫌いな言葉だった。
「愛なんてね、いらないんだよ、ボクには。」
秋彦は言った。
「ボクは楽しい事がしたいの。だからこういうことすんの。愛してるからとか、
全然そんなんじゃないんだからね。」
耳朶を引っ張ると、ガブリエルはきょとんとした目で秋彦を見た。そして、笑っ
たのだ。本当にわかっているんだろうか、この男は。
「秋彦がそう思ってても、僕は愛してるから。」
秋彦は溜息をつく。
「だぁから、ボクにそんなこと言っても意味ないんだってば。わかる?」
「わかるわかる。」
そう軽く流して、ガブリエルは秋彦をベッドに押し倒し、深い口づけをした。
あれからだいぶ経つが、ガブリエルは相変わらず秋彦に愛の言葉を言う。飽きな
いものだ、と思った。それ以上に、煩わしかった。
「ボクは君が好きだよ、ガブリエル。」
秋彦は褐色の肌をなぞる。純白のシルクの様な髪が頬に触れた。
「君の身体が好き。君のセックスが好き。……でもそういうとこ、大っ嫌い。」
「ん?どういうとこ?」
「だぁから、愛してるなんて言うとこ。嫌いなんだってば、そういうの。」
天然なところも煩わしかった。ただ立っていればインテリに見えるのに、これだ
。
「でも僕のこと好きなんでしょ?」
「アンタが思ってる様な好きとは違うんだってば。」
ガブリエルは秋彦に微笑みかけるだけだった。こういうところが可愛いと言われ
るのだろうが、秋彦から見てみれば馬鹿な様にしか思えない。
ガブリエルは秋彦に口付けを落とした。秋彦はそれを拒まず深く受け入れる。
「愛してる。」
ガブリエルは口を離した途端、また言った。秋彦は堪らず、あからさまに顔をし
かめてやる。
「だって愛してるんだもん。だから、愛してる分だけ言うんだよ。」
「何、それ。言われても嬉しくないし意味無いって、何回も言ってんじゃん。わ
かんないの?」
「秋彦こそわかんないの?こんなに愛してるって言ってるのに。」
「だから…」
秋彦は途中で言葉を切り、溜め息にした。言ってもわからないだろう。ガブリエ
ルはそういう男だ。
「だって、いつか僕の気持ちわかってくれると思って。僕はね、出会ったその日
から永遠に秋彦を愛すって決めたんだから。」
ガブリエルは楽しそうに語る。秋彦はそれを鼻で笑った。
二人の体温は一つになる。
2Pミシェル×102Pぴこたんですが何か(何)
ガブリエルはアホの子で秋彦さんは淫乱。やっちまったぜ!!オゥイエイ!!←
続くかも(ぁ)