「私達の息子になりませんか?」
それはあまりにも突然で、俺はどう答えれば良いかわからなかった。

Papa

そう笑いかけたのは青白い肌の、隈の目立つ男だった。
「…俺が、ハヤテさんの息子に?」
「日向家の皆さんには話しておきました。後はネジ君の答え次第です」
「そんな…急に…」
「今すぐにとは言いません。ゆっくり考えて下さいね」
そう言うとハヤテは軽く咳をした。

「…で、なんで俺に言うわけ?」
髪の毛を後ろに束ね、やる気の無い目をした少年は言った。
「…こういう話の相談が出来るのはお前位だ」
シカマルは面倒くさそうに溜息をつく。
「別に良いんじゃねえの?日向んとこ居ても気まずそうだしな」
「だが…息子になれと言われても…しかも赤の他人だし…」
「赤の他人でも、お前を気に入ってくれたから息子になれって言ったんだろ?」
「それはそうなんだが…」
シカマルは考えこむネジに背を向け歩き始めた。
「…案外早く決めた方が良いかもよ」
ネジが聞き取れずに問い返すと、なんでもねぇ、と言ってシカマルは歩いて行っ てしまった。


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