わたしがあったのはきんいろのかみのおとことしっこくのかみのおとこでした。
どこかみおぼえがあります。というと、きんいろのかみのおとこはいいました。
それはぼくたちがきみのちちおやだからだよ、と。
わたしはきゅうにくらりとたちくらみがしてそのばにすわりこみました。
ししゅうがしました。
よくみるとしっこくのかみのおとこはしんでいました。しかしめをひらきわたし
にはなしかけてきたのです。
ああ、うつくしくみにくいあのひととのこよ。と。
あのひと、というのがだれかもちろんわかりませんでした。ただ、それがわたし
のははおやなのだということはわかりました。
わたしはいつのまにかはしっていました。
うつくしくみにくいあのひととのこよ。
もう、なにもしりたくありませんでした。